こんぴら十帖

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こんぴら十帖(じゅうじょう)とは

二〇二〇年初頭に発生した新型コロナウィルスは全国の観光地の猛威となり、香川県を代表する観光地・琴平にも襲い掛かりました。全国から歌舞伎ファンが訪れる恒例行事「こんぴら歌舞伎大芝居」は4年連続中止。人ひとり歩いていない金刀比羅宮の表参道。町を支えてきた宿泊・飲食・交通ほか多くの商店や事業者は未曾有の危機に晒されました。しかし、そんな状況にも負けじと立ち向かうのが琴平の商人魂。ピンチをチャンスに変えようと「アート」、「食」を軸に次の十年を担う世代が一斉に立ち上がりました。これが『こんぴら十帖』プロジェクトのはじまりです。

二〇二二年十一月十日。いつの時代も町の象徴・ルーツである金刀比羅宮への敬意、“負けてなるものか”という決意も込め、毎月十日の御縁日を山上(金刀比羅宮)・山下(門前町)の両輪で琴平を盛り上げる「こんぴら十帖」をスタートします。
毎月十日にお越しの参詣者への“おもてなし”として「こんぴら十帖うどん」「こんぴら十帖饅頭」「こんぴら十帖餅」「こんぴら十帖珈竰」「こんぴら十帖パフェ」など、季節替わりの限定メニューをご用意してお迎えします。

参詣者や町民は勿論、これから出会う旅人や芸術家、新たに出店する企業、未来を担う子供たち。町に係わる誰もが笑顔となり、健やかに、今よりもっと楽しい町になっていることを想像し、ここから十年の物語を歩んでまいります。

琴平町観光協会
第六代会長 漆原康博

こんぴら十帖参画店

10日限定商品一覧(数量限定・月替わり)

まだまだ独創的、魅力的な一品が続々と登場予定です。毎月10日をお楽しみください。

2024年4月10日参画店

こんぴらうどん参道店 金毘羅大芝居 幕の内うどん Google map
灸まんうどん 春野菜の五目あんかけうどん Google map
旅人のハーバー ストロベリーヨーグルトナタデココソーダ Google map
五人百姓 池商店 飴パフェ -春いちごの練乳がけ- Google map
ことひらテラス こんぴらどらやき~春~ 桜餅と苺 Google map
浪花堂餅店 灸まん桜 Google map
Don’t tell Mama(ドンテルママ) アラン シグニチャーシリーズ エディション1 Google map
吞象ブリューイング 3種飲み比べセット Google map
木のおもちゃ Little Me 参拝記念ストラップ Google map
ヒトツブビーズ店 ガラス製コーヒー豆ビーズのアクセサリー作り体験 Google map
琴平文具店 オリジナル御朱印帳 Google map
ヘアーサロンやました 春 エステ Google map
麻心琴平 十帖ジャムナイト / 十帖バイキング※要予約 / ライブ&セッション Google map

SPECIALTHANKS 紫舟 シシュー 書家/芸術家/大阪芸術大学教授

紫舟

新年の神恩感謝には「こんぴらさん」に詣で、表参道であんこの入ったお雑煮をいただくのが習わしです。古より多くの表現者を大切にしながら文化と歴史を築き上げてきたこの地に相応しい書になりますよう願いを込めて、本書を書き上げました。
文字全体に、神々しい光が差し込み書が輝きを放つよう、文字の輪郭線の内側にカスレを生んでおります。またふっくらとした書体は、物心両面の満ち足りた豊かさを表現しました。
書で目指すところは「空海」のように書の恩恵が飾っているだけで書からあふれ出る書家になることです。この貴重な機会に御縁を賜り深く感謝しております。

【プロフィール】
「書」を平面や伝統文化の制約から解放した『三次元の書』をはじめ、書が絵画と融合した『書画』、象形文字が再び命を宿し動き始める『メディアアート』など、伝統文化を新しい斬り口で再構築した書の作品は、唯一無二の現代アートと言われている。
フランス・ルーヴル美術館地下会場で金賞を受賞するなど、日本だけでなく世界でも活躍。
天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)が『紫舟』展に行幸啓された。
東京オリンピックの事務局やNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字も手掛ける。

HP:https://www.e-sisyu.com/
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SPECIALTHANKS 奥田政行 シェフ

奥田政行

普段、映画はあまり観ないのですが、映画「udonうどん」は2回観ました。
おりしも地元を食で元気にする為に奮闘していた時期。食で街を元気にした香川県は憧れでした。
そして今回、聖地琴平に来ることが出来ました。
全国の多くの地域に行きますが、年配者を敬いながらも新しいことにチャレンジする若い力に、たくさんの元気をもらいました。なかなかない地域です。すると新しいレシピがどんどん湧いてきたのです。この琴平でうまれ練り上げて、琴平のために生み出した、私自身が自分でもうどん店したいと思えるほどの傑作レシピが出来ました。
毎月10日にこの傑作レシピのうどんを食べに聖地琴平に来て下さい。

【プロフィール】
1969年、山形県鶴岡市生まれ。新潟と山形との県境の町で育つ。鶴岡東高校を卒業後、東京でイタリアン、フレンチ、フランス菓子、ジェラート作りの修業に勤しむ。
27歳で鶴岡ワシントンホテルの料理長に就任。2000年「地場イタリアン」を掲げる「アル・ケッチァーノ」を鶴岡市に開店。2004年山形県庄内総合支庁「食の都庄内」親善大使就任。
イタリア・スローフード協会国際本部「テッラ・マードレ2006」で「世界の料理人1000人」に選出。2009年東京・銀座の「ヤマガタ・サンダンデロ」をプロデュース。
「FOOD ACTION NIPPONアワード2009」コミュニケーション・啓発部門優秀賞受賞。
2010年5月第1回「辻静雄食文化賞」を受賞。